2018年08月15日

SNSのネタに困ったら、ヤマザキ「ランチパック」を買いに行け!?

あるアンケートによると、ヤマザキの「ランチパック」を好きだという人は、サンプルの50%以上も存在する。この調査を元にすると、国民の半分以上が好きだということになる。

これは言い過ぎだが、他の菓子パン・惣菜パンに比べると、圧倒的に支持されていることに間違いはない。スーパーでも、「ランチパック」は独立したコーナーに陳列されていることが多い。もはや国民食と言っても良いのではないか。

では、なぜそこまで愛されているのか。

定番の「ピーナツ」「たまご」「ツナマヨネーズ」「ハム&マヨネーズ」などは、確かに美味しい。食パン部分もふわふわで、中身も上品。丁寧な仕事がなされている。また、あの形状が手軽で食べやすい。他のパンに比べて若干高い気もするが、美味しいことがわかっているので、つい買ってしまう。

それだけが「ランチパック」の魅力ではない。次々とチャレンジ精神を見せてくれるところにある。

「企業とのコラボ」や「テレビ番組とのコラボ」、「ご当地もの」が実に面白い。

CoCo壱番屋とのコラボでは、「カレーコロッケ」。一正蒲鉾では、「かに風味かまぼこ入りコロッケ」。タニタ食堂は、「おからと豆サラダと夏野菜カレー」。かねふくは、「明太ポテト&明太マヨネーズ風味」。

キューピーとのコラボは、ユニークというのか、“やってしまった感”さえある。「マヨ&マヨネーズ」。固形マヨネーズと普通のマヨネーズを混ぜたものをサンドしている。これは、ネットでもかなり話題となった。

ご当地ものでは、「笹団子」や「たれかつ」、「黒豚メンチカツ」「釜玉うどん風」「柿ジャム&ホイップ」「鶏つくね」「たこ焼き風」などがある。

「ランチパック」のこれまでの商品ラインアップを見ていると、“挟めるものは何でも挟んでしまえ!”という感じがしなくもない。

やや暴走気味の商品も多い。「みたらし団子風味」「どて焼き風」「酢豚」「麻婆豆腐」「ずんだもち」……。私も珍しさに負けて、何度か食べているが、そのほとんどは???な味である。

ヤマザキの商品開発部門は、本当に美味しいと判断した上で、発売しているのだろうか。私のような“珍しもの好き”が手を出すことを前提に、“変なもの”でも、勢いで発売しているような気がする。

それでも、実際に売れているのだろう。毎月、新商品を出すという。うがった見方をすれば、次々に出さなければ、飽きられるということなのではないか。「面白さ」を“売り”にしているのである。

新商品で溢れかえる市場においては、とにかく目立たなければならない。“変なもの”は注目されやすく、ネット時代のいまは、その情報がすぐに拡散される。見た人は売り場に走り、商品を手に取る。

ロングセラーを狙わないこの手の商品は、味は二の次。一気に売れて、即、販売終了。その繰り返しである。消費者もそれをわかっていて、面白いものを買いたがる。

需要と供給のバランスが取れている。「ランチパック」は、これからもこの戦略で、話題づくりに力を入れるだろう。

もし、あなたがSNSの話題に困っているのなら、「ランチパック」のことを書けば良い。国民の半分以上が興味を持っているかもしれないのだから。売り場に足を運ぶたびに、また新しい“変なもの”が発売されているかも。

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2018年08月08日

“マシュマロ女子”は、経済の救世主となる?

最近は、“ぽっちゃり系女子”に対する偏見が少なくなってきた。ぽっちゃり専門のファッション誌が創刊されたり、大きいサイズの店もできている。

「ぷに子オーディション」なども行われ、“ぽっちゃり系女子”の露出度が高くなっている。グラビアアイドルでさえ、ぽっちゃりを売りにしている。

これまで、“太っている女の子”は体型を気にして外出もあまりせず、お洒落をしたくても、大きいサイズがなかったりして、明るく振る舞うことができないでいた。

だが、世の中の眼が変わってきた。ぽっちゃり用のお洒落で可愛いファッションの登場が、大きな要因となっている。

お洒落をするためには、まず痩せなければならなかった。だが、太っている子は食べものの誘惑に弱い。お洒落をとるか、食欲をとるか。結局、食欲が勝ってしまい、“ぽっちゃり系女子”は増えていった。

そこに眼をつけたのが、ファッションメーカーである。お洒落をしたい“ぽっちゃり系女子”の潜在需要に気づき、ぽっちゃり専門の店を作っても、採算が合うことを確信したのである。そこから、お洒落な“ぽっちゃり系女子”が増加したのである。

さらに進化は続き、“ぽっちゃり系女子”という言葉に、まだマイナスイメージがあることから、ある雑誌が新しい言葉を生み出した。

『マシュマロ女子』。

ガーリーでモコモコしたファッションで身を包む“ぽっちゃり系女子”を表す言葉として、こう呼んだ。モコモコであることを可愛く表現したのだが、“ぽっちゃり系女子”に代わる呼び方として、浸透し始めている。さらなるイメージアップとなるだろう。

太っていることで、ネガティブな思考になっていた女性が、明るくポジティブな“マシュマロ女子”に生まれ変われるのなら、素晴らしいことではないか。

そこには、新たな市場が開拓されるので、日本の経済にとってもプラスである。

ファッションに限らず、活動的になった“マシュマロ女子”には、旺盛な消費欲が期待できる。太っていることは称賛できないが、明るい女性が増えることは、喜ぶべきである。

明るい社会が、経済を活性化するのである。“マシュマロ女子”に、ぜひ期待したい。

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2018年08月01日

「プレミアム戦略」は、ただの値上げなのか?

いま世の中は、「プレミアム」で溢れている。多少高くても、より良いものを手に入れたいという消費者が増え、企業側もあの手この手で、高い商品を売り込もうとしている。

「セブンプレミアム」「一番搾りプレミアム」「プレミアムロールケーキ」「プレミアムチキン」「フレッツ・光プレミアム」……。

本当の贅沢はできないが、できる範囲での“プチ贅沢”を楽しんでいる、といったところだろう。

高いことを納得の上で消費活動をするのなら、提供する側にも買う側にもメリットはある。だが、消費者を「プレミアム」で煽って、自分たちの利益のみを追求しようとする企業もないとは言えない。

従来品とさほど中身が変わっていないのに、“こだわりを持って、作り上げた”と、「プレミアム」として発売しようとする。消費者は素直で、“煽り商法”に弱い。すぐに手を出してしまう。

そのことをわかった上で、次から次へと「プレミアム」を生み出しているのである。消費者もそろそろ気づかなければならない。

本当に「プレミアム」の価値があるのかどうか。言葉やCMに惑わされてはいないのか。そこで、以前話題になった「プレミアム」的商品を紹介しよう。本物の価値があるものとないものを見極めて欲しい。

ロッテリアの「黒毛和牛ハンバーグステーキバーガー(ダブルトリュフソース)1000円」。

チェーン店ではないハンバーガーショップでは普通の価格だが、チェーン店としてはどうだろう。ネーミングには興味を持ってしまうが、実物の見ためは、買うことを躊躇してしまう。実際に食べてみなければ、その価値はわからないが。

餃子の王将の「極王炒飯」。

大きめの豚バラやエビが入っていて、見ためは美味しそうである。普通の「焼めし」が400円前後なのに対し、こちらは680円。王将でこの差は大きい。そこまでの価値はあるのか。

松屋の「プレミアム牛めし」。

従来の冷凍肉から、チルド(低温冷蔵)肉に代え、煮込むタレも新しくしたと言う。従来品290円に対し、90円高い380円である。新商品を提供する店では、従来品の販売を停止するので、実質的に90円の値上げである。低価格競争で、庶民の味方をしていた牛丼業界では、かなり衝撃的なできごとである。

「プレミアム」を発売するのは良いが、これまでの定番品を廃止してしまうのは、客を裏切ることにはならないのか。

吉野家でも「熟成牛肉」に代えた時、値上げはしたが、わずか20円である。値上げしても納得できる味になっていたので、客も離れてはいかなかった。

だが、松屋の90円はどうなのか。人の味覚はそれぞれだが、90円の差を納得させるのは、難しいのではないか。

さて、各企業の「プレミアム戦略」は、今後どのような展開を見せるのか。もう目新しさもなく、飽きてきたように感じるのだが。

消費者も冷静に見極めなければならない。それが、優良企業を育てることになるのだから。

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2018年07月25日

大人げない対応をしてしまった「道後温泉」。

日本三古泉のひとつ、愛媛県松山市の道後温泉。2014年、この地に格安温泉宿泊施設の「湯快リゾート」が進出した。

経営難に陥ったホテルを買い取り、リノベーションするカタチでの新規スタートを切った。その名を「道後彩朝楽(さいちょうらく)」と言う。

特に違和感なく、道後温泉の施設であることはわかるのだが、本来なら「道後温泉彩朝楽(さいちょうらく)」となるはずだった。なぜ、“温泉”の文字が消えてしまったのか?

それは、道後温泉旅館協同組合が、源泉の使用を拒否したからである。明確な理由は示さず、湯快リゾート側の申し入れを頑なに拒んだ。

この問題が表に出てからは、「手続きの不備があったため」と釈明しているが、答えになっていない。明らかに感情的な対応であることはわかる。

安くて人気のある巨大な施設が進出して来るのは、面白くないことだろう。客を奪われ、経営が苦しくなる施設も出てくるかもしれない。

だが、「温泉は使わせないからな!」という大人げない対応は、恥ずかしいのではないか。自由競争の社会で、こんな子どもじみたことを言っていては、伝統ある温泉地のイメージダウンになりかねない。現にネットでは、「村八分だ!」「嫌がらせだ!」という声も多数出ている。

巨大な新参者が出現したからといって、営業妨害のようなことをするのは良くない。脅威かもしれないが、正々堂々と勝負するしかない。

また、必ずしも客を奪われるとは限らない。人気ある施設が進出することで、衰退しかけた観光地が復活した例もある。観光地として再び注目を浴びれば、他の宿泊施設も客は増える。雇用も増える。すなわち、地域の活性化にも繋がるのである。すべてにおいて、相乗効果が期待できるようになる。

そうなるためには、既存の施設も新参者も関係なく、協力し合って、温泉地全体での集客を考えなければならない。温泉を使わせなかったところで、湯快リゾートの力を考えれば、営業妨害にさえならない。ならば、協力し合う方が得策なのではないか。


※その4ヵ月後、道後温泉旅館協同組合は、批判を受けて、彩朝楽の入会を許可している。

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2018年07月18日

ターゲット層の置き換えで、新マーケットを。

企業が新商品を市場に投入した際、狙ったターゲットとは違う層の人たちによく売れた、という話は多々ある。市場を読み違えたものの、結果オーライといったところ。

プロであっても、必ず売れるという確信などない。売れないことの方が多い。どれだけデータを集めても、予測通りにはいかない。

予測というのは、過去の傾向を元にした、言わば常識的な判断でしかない。常識を打ち破ってこそ、大ヒット・新マーケットの創造に繋がるのである。

そこで、常識を破るひとつの方法。既存の商品をまったく別のターゲットに売り込むのである。

赤ちゃん用品を大人に。子ども向け商品を高齢者に。そんな発想の転換を試みて欲しい。

世の中にない新しい商品を生み出すことは非常に困難だが、既存の商品の売り込む先を変えるのは、リスクが少ない。

巣鴨で大人気の赤い下着は、冷え症に悩む若い女性にも売れるのではないか。

女子小・中・高校生には定番のプリクラは、巣鴨のおばあちゃんたちにもウケるのではないか。

子ども向けの社交ダンス教室はどうか。

いくらでも可能性はある。世の中のあらゆるもののターゲットを変えてみれば良い。面白い新マーケットが誕生するかもしれない。

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2018年07月11日

モノづくりテーマ「スポーツ」は定着するのか?

スポーツが流行っている。一般人の趣味としてはもちろんだが、それに合わせたマーケティングテーマとしての「スポーツ」である。

その中のひとつがマラソン。ウェア・シューズ・栄養補助食品なども売り上げを伸ばしている。それだけではない。

皇居周辺には、会社帰りのランナーが利用する、シャワー設備のあるロッカールームまで、できている。銭湯も満員。

山ガールは、新しいファションを生み出し、中高年の登山客を相手にしていた山のお店は、若い女性で賑わっている。

ストリートダンスの教室には小学生が群がり、ウェアはもちろん、ヘアスタイル・メイクまで、凝りに凝っている。

なぜ、ここまでスポーツが流行るのか。私は思う。いまの日本の危機的状況に関係しているのではないかと。

経済が落ち込むと、仕事・収入が減り、自由に遣えるお金が無くなる。バブル期のように、湯水の如く快楽に注ぎ込むことができない。すると、生活のために節約志向が定着してくる。

将来への不安も生まれ、世の中が暗くなりがちで、楽しくない。そんな時、社会は明るい話題を求める。

それが、オリンピックやワールドカップだ。日本人が世界で頑張っている姿を見て、“勇気をもらう”と、自分を慰めている。そして、自分もやってみたいと考えるようになるのである。

しかし、野球・サッカー・フィギュアスケートなどは、大人になってからでは、容易に始めることはできない。

そこで、自分にできるスポーツを探す。それが、マラソン・登山・ダンス・自転車などである。だが、節約志向の生活であるがゆえ、一度は躊躇する。

そこで今度は、お金を遣う理由を考える。つまり、自分への言い訳。納得させなければいけないのである。

「普段節約しているし、このままでは息が詰まる。楽しみを持つことも大切だ」と、スポーツを始めるための準備に掛かる。

ここに眼をつけたのが、スポーツ関連メーカーである。スポーツの楽しさをこれでもかとアピールする。テレビの情報番組や雑誌などでも特集が組まれ、この不況下でもメーカーは活気づいている。

スポーツ関連だけではない。ある和菓子メーカーが、「スポーツようかん」なるものを発売した。スポーツ時に必要なエネルギー・塩分を手軽に補給できるように開発した羊羹である。一瞬戸惑う感はあるが、よく考えられた商品である。

栄養分を凝縮したシリアルバーなどを嫌がる人もいるし、サプリメントでは味気ない。羊羹の甘さは、疲れた身体が欲するもの。和菓子の方が好きな人も多い。面白い試みである。少なくとも注目度は高い。

このように、「スポーツ」に関連づけた商品・サービスは、これからも伸びていくマーケットだと推察できる。

ただ、日本人は流行に踊らされやすい。そして、飽きやすい。成長期・成熟期を読み間違えると、大きな失敗となる可能性も高い。

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2018年07月04日

『絆』が町を蘇らせる。

高齢化・過疎・限界集落……。人口が減り、“生活”を維持することさえ困難となっている地域が、国内に数多く存在する。

大きな社会問題となりながらも、国も地方行政も何ひとつやってはくれない。住民も諦めてしまっている。もう、住民自らが立ち上がるしか、解決する方法はあるまい。

その昔、福島県いわき市に「常磐炭鉱」があった。周知の通り、時代の流れとして閉山するのだが、その時、炭坑夫とその家族は、生きるために立ち上がったのだ。

炭鉱社員とその家族の雇用を創出するとともに、地元の活気を取り戻すために、当時「日本人が行ってみたい外国ナンバー1」だったハワイをテーマにしたリゾート施設『常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)』を作った。

炭坑夫だった親父は、ホテルの受付に立ち、息子は厨房に入り、娘はフラガール(ダンサー)となり、一緒に働き始めた。

彼ら家族の繋がりは強い。炭鉱の事故で、いつ親父が命を失うかわからない。常に不安を抱えながらも、そこで生きていくしか術のない家族だからこそ、結びつきが強くなるのもうなずける。

まさに、いま日本に求められている『絆』を持っていたのである。この『絆』の力が、常磐ハワイアンセンターを成功に導いたのだと言える。

みんなが心をひとつにし、同じ方角を向いて、一心不乱に頑張る。それが、地域の活性化に繋がるのである。

現代では、中身のない見せかけの言葉のように聞こえるが、これこそが本当に必要なことなのではないか。

年寄りばかりでダメだ。

田舎者だからアイデアがない。

リーダーになる人がいない。

そんな言い訳ばかりしていては、絶対に町は滅びる。できないことなど、何もない。みんなが力を合わせれば、必ずできる。自分たちを信じないで、誰が信じてくれるのか。

できるかできないかは、やらなければわからない。やる前から、“できない”と言うな。

posted by 佐藤きよあき at 08:39| Comment(0) | マーケティング裏読み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月28日

「これぞ、和食だ!」と、言ったもの勝ち。

「和食」が、ユネスコの無形文化遺産に登録され、さらに海外から注目されている。

だが、「和食」という括りは、あまりにもゆるい。京懐石のようなものなのか。それとも、日本伝統の一汁三菜なのか。あるいは、一般的な家庭料理なのか。解釈によっては、洋食屋で提供される料理も日本独特のものなので、和食である。

無形文化遺産の登録申請に際し、定義された「和食」の特徴とは?

・多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
・栄養バランスに優れた健康的な食生活
・自然の美しさや季節の移ろいの表現
・正月などの年中行事との密接な関わり

この条件によって振るいに掛けると、洋食は外れるかもしれない。だが、他のものはすべてが該当することになる。

「和食」をイメージする料理は、実に多彩である。無形文化遺産に登録されたことで「和食」が注目され、飲食店業界のさらなる活性化が期待される。

だが、漠然とブームを期待していたのでは、人は集まらない。「これぞ、和食だ!」とアピールしなければ、市場は盛り上がらない。

真っ先に名乗りを上げた「和食」が、注目を集めることになり、無形文化遺産としての「和食」として、認知されることになるだろう。

登録を目指して活動を始めたのは、京都の料理人たちなので、まずは彼らが注目され始めている。あの華やかな彩りには、外国人も魅了されるのだろう。

だが私は、定食屋がチャンスなのではないかと考えている。家庭料理を発祥としており、日本らしい素朴な料理が手頃な価格で食べられる。日本人が日常的に食べている、代表的な「和食」なので、特に外国人にはウケるだろう。

ならば、いま定食屋が声を上げる時ではないのか。「定食こそ、和食である」と。家庭でもあまり料理をしなくなったいま、日本人でさえ、家族みんなで定食屋に行くくらいである。

無形文化遺産への登録により、外国人はもとより、日本人にも注目されるチャンスである。安くて美味しい、栄養のバランスも考えられている定食こそ、称賛される時ではないのか。

posted by 佐藤きよあき at 09:03| Comment(0) | マーケティング裏読み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする